まもなく収穫のピークを迎える県産りんごの主力品種「ふじ」の立木審査会が、東根市で開かれています。

この立木審査会は、「ふじりんご」の栽培技術の向上を図ろうと、東根市果樹研究連合会が毎年開いているものです。

生産者によりますと、今年のふじりんごは春先の霜の被害もなく適度な降水量で実も大きく育ち、豊作傾向にあるということです。

さらに、この先の朝晩の寒暖差で、より色づきが進むことが期待されます。

きょうは、生産者や農協関係者らおよそ30人が、市内6地区から選ばれた11か所の園地をまわり、りんごの着色や大きさなどの項目を審査していました。

東根市果樹研究連合会 岡崎広良 会長「収穫するまで一つ一つおいしいりんごをお客様にお届けできるように、細かい作業にはなりますが、そういうところを丹念にしてお客様にお届けしたいと思う」

東根市のふじりんごの収穫は今月中旬にピークを迎え、12月ごろまで続くということです。