宮城県内で最大規模となる仙台牛の競りが6日、仙台市中央卸売市場で行われました。チャンピオンの牛肉には、1キロあたり5000円と平均価格のおよそ2倍の値段が付きました。

競りにかけられたのは、登米市や大崎市などで育てられた牛150頭分の枝肉です。格付けでは、150頭のうち142頭が最高ランク、A5ランクの仙台牛とされました。

チャンピオンとなったのは、川崎町のライフルファーム菅生の牛肉です。赤身と霜降りのバランスが良いことなどから、1キロあたり5000円と平均価格のおよそ2倍の値段がつきました。

JA全農みやぎ 都築祐一県本部長:
「生産者の方々のレベルが上がっていて、難しい審査だった。仙台牛は全国でも非常に高い評価をいただいているので、地元の方にも味わっていただきたい」

この共進会は、仙台牛のブランド向上を図ろうと年に1回JA全農みやぎが開いているものです。競り落とされた牛肉は、早ければ再来週にも県内のスーパーなどで販売されます。