仙台市の百貨店「藤崎」の防災訓練に東北大学の留学生らが参加し、災害が起きた時の外国人客への対応を確認しました。
青葉区の藤崎で行われた防災訓練は、大地震と火災が想定で、およそ100人の従業員らに加えて東北大学の留学生らおよそ50人も参加しました。

買い物客役として参加した留学生らは、火災を再現したスモークテントを使って建物内から屋外に避難する訓練を体験しました。
東北大学2年 ウン・センイーさん(マレーシア出身):
「スモークの体験は一番怖かったです」

東北大学研究生 ディタラルチデフィラさん(インドネシア出身):
「みんながパニックにならないように案内してもらった」

訓練では、従業員らが英語を使って、外国人客を避難誘導する手順を確認しました。藤崎と東北大学は、今年6月、国際化などに関する連携協定を結び、外国人が住みやすいまちづくりを目指しています。