◆「給食の残食率」が上昇

北九州市によりますと、小学校のご飯の残食率は、2019年度は3.1%でしたが2021年度は5.8%に上昇。主菜や牛乳などの食べ残しも軒並み増えています。


新型コロナの影響で子供たちの欠席が増えたことに加え、部活動が中止となり運動量が減ったため、おかわりも少なくなったといいます。

◆食材高騰も悩みの種

さらに、今年度は食材の高騰にも頭を悩ませています。

北九州市教育委員会学校保健課 菊永千里さん「どうしても価格的に厳しくなってくると、子供たちが好きな牛肉は鶏肉に変更したり、献立で子供たちが好きなデザート類は必要に応じて外したりして、栄養価を満たす食材に変えていた」

さまざまなことを考慮した結果、ひと月の献立が決まるまでに4か月ほどかかるといいます。しかし、これで終わりではありません。