【現場に残された圧着ペンチ】

希美さんが倒れていたすぐ近くには、工具=圧着ペンチが残されていました。

検察側はこの圧着ペンチは、「酒蔵の敷地にある瓶詰工場で保管されていたもので、丸山被告が凶暴な物盗り犯の犯行らしく見せるための偽装工作をしたものだ」と主張。

一方、弁護側は「圧着ペンチが瓶詰工場から持ち込まれたものと証明はされていない」などと主張しています。


【ルームウェアのDNA】

希美さんが着ていたルームウェアからは、家族以外のDNA型が検出されていました。

弁護側は「そのDNA型が犯人のものである」と主張しています。

現場の状況・痕跡の審理は、次回6日に証人尋問が行われます。