きょう都内には外国人観光客の姿が!円安の今、日本で買い物をしやすくなっているそう。さらに浅草のもんじゃ焼店ではインバウンド需要を狙い”あるアイデア”が!?
9月14日、東京・秋葉原にお買い物を楽しむ外国人を発見。円安について話を聞いてみると・・・

アメリカから来た男性
「円安は僕にとってはとても助かる。初音ミクのグッズを沢山買ったよ」
そういってアメリカから来た40代の男性が見せてくれたのは…
購入したばかりの初音ミクの人形。
アメリカから来た男性
「日本へのツアーガイドだけで2万5000円ほど払ったかな。私は出来る限り沢山買うことで、日本に貢献できればと思っているよ。市場に投資するような感覚かな」
一方、銀座でも。デンマークからきたという50代夫婦。何を買ったか見せてもらうと・・・
デンマークから来た夫婦
「日本の顔パックです。デンマークで買うより、日本製品を安く手に入れられる」

他にも足の角質ケア商品など20点ほど購入したといいます。
9月14日、外国為替市場で一時、円相場が1ドル=144円台後半に急落。節目となる145円台まで間近という状況になっています。
この円安に期待する店がありました。東京・台東区にある「浅草つる次郎」。

浅草つる次郎 浜田圭二さん
「こういうかたちでQRコードを読み込むと、お持ちのスマートフォンでお店の情報だったりメニューだったりが各言語で見ることができる」
今後増えるであろう外国人観光客のために、様々な言語に対応できるようにメニュー表を改良しました。
さらにインバウンドを見込んで、ある機械を導入しました。
それがかつお節削り器。究極まで薄く削ることができるんです!
浅草つる次郎 浜田圭二さん
「大体1台100万円くらいですかね。ここでしか楽しめない。海外のお客様がわざわざ日本に来て楽しむ価値のあるものをと思いまして、こちら導入しています」
しかし、円安はこんな問題も・・・

浅草つる次郎 浜田圭二さん
「お好み焼きに関しては、小麦、卵、キャベツ、豚肉、海鮮類、マヨネーズ、ソース、鰹節。すべての食材が今上がっております」
お好み焼きの原材料が軒並み値上がり。急激な円安に苦しい面もありますがーー
浅草つる次郎 浜田圭二さん
「外国のお客様がたくさん来られて、インバウンドの波というんですかね。そういう景気の波が来るかなというところは期待しております」
円相場は1ドル、145円台に迫っています。この急激な円安は我々の生活にどんな影響を及ぼすのでしょうか。