山梨、静岡、長野、新潟の知事が集まる会議、「4県サミット」が山梨県内で行われました。脱炭素社会の実現に向けて、共同で取り組むとしています。

今回のテーマは「脱炭素社会に向けた取り組み」。
4県の知事は甲府市の米倉山にある電力貯蔵技術研究サイトを視察し、太陽光発電を生かして水素を生み出す「P2G」システムについて説明を受けました。

その後の会議で長崎知事は水素燃料電池産業のほか、選定した枝を焼却するのではなく、炭素化して農地の改善に活用する「4パーミルイニシアチブ」の取り組みを紹介しました。
そして今後、共同宣言を行い4パーミルイニシアチブの推進や温室効果ガスの削減に繋がる技術開発を行うなど農業分野での温暖化対策に4県で取り組むとしています。
山梨県 長崎知事:
(脱水素社会の)実現を力を合わせることで大きな成果を生み出す基盤ができた。
なお4県では「清水港から輸出する品目や国の拡大」や「連携した宿泊割の実施」などを検討していくとしています。
