描くのは、日常の一コマとその時感じた思いです。このうちイチョウをたくさん描いたイラストは、娘が黄色いじゅうたんの上で遊んでいた思い出をもとに作成しました。

刀根実幸さん:
「未来ちゃんだけ寝ていたの」
夫・徹朗さん:
「未来ちゃんがイチョウの葉っぱの上でゴロゴロ遊んでいたのを思い出して、『私も寝てみたいな』っていう妬み嫉みです(笑)」
15歳で始めたカレンダー作り。表紙の干支は3匹に増えました。希望者には販売し、益金はすべて途上国への支援に充ててきました。
実幸さんの母:
「毎年『今年も作れたね』っていう感じで、もう22年になるからすごいですよね」
実幸さんがカレンダーに込める思いも変わりました。

刀根実幸さん:
「100歳まで生きたい、未来ちゃんがいるから。生きる喜びをみんなに与えたい」