沖縄地区税関が那覇市おもろまちに完成した合同庁舎新館に移転し、29日、警察や海保などの関係機関を招いて開庁式を行いました。
庁舎の老朽化などを理由に機能集約の計画を進めていた沖縄地区税関は、このほど那覇市おもろまちに完成した那覇第2合同庁舎3号館に移転しました。
これまで1972年の発足以来、本関(本庁舎)機能が2拠点に分かれていましたが、52年目にして初めて集約されました。

▽沖縄地区税関 庄子真憲 税関長
「2拠点化していた各部を一体化することによって、これまで以上に的確な意思疎通や迅速な意思決定、より円滑な業務運営が可能だと考えております」
沖縄地区税関は若手職員からの要望により一部の部署にフリーアドレスを導入したとするほか、小中高生らに向けた音声ガイド付きの展示室を新設し利用を呼びかけています。