コロナ禍を経て6年ぶりの通常開催です。
一関市で室根神社の特別大祭が行われ、東北の三大荒祭りのひとつとも呼ばれる激しい神輿の先着争いが繰り広げられました。

3日間に渡って行われた室根神社の特別大祭は最終日の27日クライマックスを迎え、国の重要無形民俗文化財に指定されている「マツリバ行事」の神輿の先着争いが行われました。

未明に室根神社を出発した新宮と本宮の2基の神輿は、町の中心部に作られた高さおよそ4メートルのやぐらを目指します。


1300年以上の歴史を誇る祭りですが、前回はコロナ禍のために神事のみを行い、通常の祭りを開催するのは6年ぶりです。

「(祭りに出ていた)パパとじいじ、かっこいかった」「パパとじいじ、かっこよかっただって」

先着争いは同着となり、担ぎ手や集まった観衆は五穀豊穣を祈っていました。