日本時間の29日、メジャーリーグのワールドシリーズ第3戦が行われ、左肩の負傷で心配された大谷選手がスタメン出場です。
奥州市では、市民が集まりパブリックビューイングが行われました。
(保育園児)
「大谷選手がんばれー」
球場をヤンキースの本拠地ニューヨークに移して行われたワールドシリーズ第3戦。
ドジャースの大谷は、第2戦で左肩を亜脱臼し、出場が危ぶまれましたが、1番指名打者で先発メンバーに名を連ねました。
大谷の地元・奥州市ではパブリックビューイングが行われ、およそ300人が活躍を見守りました。
その大谷の第1打席は、ストレートのフォアボールで出塁します。
塁上の大谷はユニフォームの胸元あたりを掴み負傷した左肩を固定するような姿勢をとっていました。その後3番フリーマンがライトスタンドへツーランホームランを放ち、ドジャースが先制します。3回大谷の第2打席は、ノーアウト1塁で迎えます。
(奥州市PV)
「GOGOショウヘイ!(ばんばんばばばん)
GOGOショウヘイ!(ばんばんばばばん)」
大谷の打席がまわってくるたび、奥州市の会場は、一体となって声援を送ります。
ここは、セカンドゴロに倒れますが、進塁打になり、続く2番ベッツのタイムリーヒットでドジャースが貴重な追加点を上げます。
大谷はこの試合、左肩の負傷の影響からか、3打数ノーヒットでしたが、2度の出塁でチームに貢献しました。
試合は4対2でドジャースが勝利して3連勝。ワールドシリーズ制覇に王手です。
(ファンは)
「感動しました」「応援のやりがいがありました」「ちょっと心配してたけど出られただけで良かったです」「無理はしないで良いというか、盗塁しなくてよかったです」「大興奮でした。きのうから大谷君出るのかなとかやきもきしてましたけど、応援できてよかったです」
試合後の会見で大谷選手は・・・。
(大谷翔平選手)
「今は痛みもだんだんひいてきているので、自分のスイングが戻って来ているのかなと思います」「もちろんあした決められるにこしたことはないのですし、そのためにみんなで、またあした、あと1勝、勝てるように、あしたの試合に集中したいと思う」
ドジャースが4連勝で王者に輝くかヤンキースが意地を見せるか。ワールドシリーズ第4戦は、日本時間30日あす行われます。