太陽光で発電した電気を夜間でも送電できる発電所の建設工事が始まるのを前に、宮古市で起工式が行われました。

29日の起工式には、発電所を整備する日本国土開発や宮古市の関係者約50人が出席し、山本正徳市長らが鍬入れで工事の安全を祈願しました。
今回整備される「夜間連携太陽光発電所」は、2015年に運転を開始した「田老太陽光発電所」の隣の3.4ヘクタールの土地に建設されます。

完成すればおよそ3000キロワット、一般家庭に換算すると623世帯分の電力の発電が可能です。

また発電した電気を大型蓄電池に充電することで、夜間の送電も可能となります。

発電所の運転開始は2025年12月の予定で、当面は公共施設への電気の供給に活用されるということです。