26日、岩手県奥州市の農機具販売店でコンバインの一部を焼く火事がありました。
奥州市内では16日にも自動販売機を焼く火事が起きていて、警察はいずれも放火の可能性があるとみて関連を含めて捜査しています。

燃えたのは奥州市前沢の農機具販売店で展示されているコンバイン1台です。
警察によりますと、26日の午後7時ごろ、火事に気づいた通行人が消防に通報しました。


火はおよそ20分後に消し止められましたが、コンバインの前方の一部が溶けました。


この火事によるけが人はいませんでした。
警察は周囲に火の気がないことや油を使って火を付けたとみられる跡が見つかったことから放火の可能性があるとみて捜査しています。

コンバインを焼いた火事の現場からおよそ3キロ離れた奥州市前沢生母では16日、北上川東部土地改良区の敷地内に設置されていた自動販売機1台を焼く火事が発生していて、警察は放火の可能性も含めて捜査するとともに2つの火事の関連を調べています。