27日に投開票が行われた衆院選、新潟県内では5つの小選挙区全てで立憲民主党の候補が勝利しました。当選した候補者は一夜明け、気持ちを新たにしています。

【梅谷守氏】「いってらっしゃい。きょうもがんばろう」

新潟5区の一騎打ちを制した立憲民主党の梅谷守さん。朝から上越市の街頭に立ち、市民に感謝の思いを伝えました。

【立憲 5区当選 梅谷守氏】「変えてほしい、もういい加減変わったようなふりして、変わらないのにやめてくれ、変えてほしい、ほんとに変えてほしい、そういう思いが今回この結果につながったことは間違いない」

3区で国政返り咲きを果たした黒岩宇洋さんは一夜明け、決意を新たにしています。

【立憲 3区当選 黒岩宇洋氏】「なんとか勝てたということと、与野党も拮抗しているんでね。これからが本当の正念場ってことはよくよく分かるんで、引き締まるそういう思いが強いですね」

立憲民主党は5つある小選挙区すべてで勝利。

自民党の候補は全敗し、比例復活は3区の斎藤洋明さん一人にとどまりました。

自民党が全敗するのは政権交代した2009年以来です。

【1区落選 自民 塚田一郎氏】「おはようございます、行ってらっしゃい。ありがとうございます」

1区で敗れ比例復活も叶わなかった塚田一郎さんは小雨が降る中、新潟市 中央区の街頭に立ちました。今後の活動については…
【1区落選 自民 塚田一郎氏】「衆議院議員としてこの間働いてきましたので、次に向けてしっかりがんばっていくということでご理解いただきたい」

また与党が過半数割れしたことについては、「国民の厳しい声は受け止め、改革をしなければならない」と話しています。