高齢者を対象にしたアウトドア用品の利用体験会が山梨県大月市で開かれました。
若者に人気のアウトドアを高齢者が体験する狙いは!?
大月市の瀬戸地区で毎月開かれている高齢者向けの瀬戸生き活き学級です。
講師はアウトドアアドバイザーの上條浩道さん。

キャンプ道具を使った防災技術を学ぼうというのが今回の狙いです。

使用したのがこちら「ケリーケトル」です。

アイルランドでおよそ130年前に発明され、普通のヤカンと違い中心部が煙突のように筒状になっていて効率的にお湯を沸かすことができます。
ガスや市販の燃料がない時でも、小枝や紙などでお湯を沸かせるため災害時に役立ちます。
参加者はさっそく木の皮と牛乳パックでお湯を沸かし使い心地を確認していました。
参加者は:
もう出来たよ、いただきます、乾杯。

大月アウティングスタイル主宰 上條浩道さん:
火の扱いはうまいな、と感じました。地域で高齢者に体験してもらいアウトドアと防災を広めていきたい。

さらに9月13日は避難所生活での心と体のストレス解消に役立つとして、テントサウナの体験も行われました。

参加した高齢者は和やかな雰囲気で若者に人気のアウトドアの災害時の活用を学んでいました。