「意外ナ判決結果デ、事実誤認モ著シイ」獄中で絶望…

MBSは1998年に放送されたドキュメンタリー番組の中で、袴田さんの姉・秀子さんや弁護団を取材。袴田さんが獄中から家族に宛てた手紙は、精神状態が少しずつ変わっていく過程がその文字と内容から読み取れます。
裁判所から捏造と指摘された「5点の衣類」が見つかった時には、袴田さんは期待を込めて秀子さんに「真犯人が動き出した証拠」と綴っていました。しかし、静岡地方裁判所は5点の衣類が犯行着衣であり、それらが袴田さんのものであるとして、死刑を言い渡しました。
(袴田巌さんの手紙より)
意外ナ判決結果デ、事実誤認モ著シイノデ即座二控訴致シマシタ。御母サン 私ノコトデ無用ナ心配ナドシナイヨウ早ク全快シテクダサイ 巌より お母さんえ
それまで、ひらがなと漢字で書かれていた手紙でしたが、カタカナが使われ、母の心情を気遣う内容が記されていました。














