期間中の衆院選について、濵田知事は最も注目している点として「政治への信頼回復」をあげ、「信頼回復に道筋をつけて欲しい」と述べました。

衆院選の投開票まで残り5日となり、高知県内2つの小選挙区では与野党が一騎打ちの構図で論戦を繰り広げています。

濵田知事は22日の会見で今回の衆院選について政治資金の問題から「政治への信頼回復に最も注目している」と述べました。また2025年には参議院議員選挙も控えていることから「この問題に政治の労力が割かれ続けると肝心の政策課題の解決に集中できないのではないか」と危惧する考えも示しました。

(濵田省司知事)
「国民が想像以上に今の政治に対して、厳しい視線を送っている。ルールをつくる側の国会議員がルールを守らないという状況はひどいのではないか。速やかに政治資金規制法の改正の具体化の問題も決着をつけ、早期に政治の信頼回復に道筋をつけてほしい」

濵田知事は特定の政党や候補者を支援する予定はなく「行政のトップとして幅広い党派や政治的な立場の人から理解を得て県政を進めるのが望ましい」と述べました。