2か月以上にわたり感動を届けた木下サーカス。4年ぶりの地元・岡山公演が9月7日に閉幕しました。
新型コロナによる経営危機を乗り越えた、120周年の記念公演。千秋楽・最後の一日は、別れを惜しむ人々でいつも以上に賑わいました。
■木下サーカス岡山公演 最終日も観客を魅了 「33回見たファン」も


平日となった最終日(9月7日)も、多くの人々が詰めかけました


(木下サーカス 木下 英樹取締役)
「いろいろな思いがつまった複雑な気持ちですが、最後にこれほどたくさんのお客様が来ていただいて。台風の難もそれて、記念すべき岡山公演になったと思います」




最後まで、迫力満点のステージで観客を魅了した団員たち。


しかし、やってきた別れの時。6月末の開幕以来、新型コロナの第7波や台風を乗り越えてきました。会場にはファンや団員の知人が訪れ、公演の成功を祝福しました。






(ファン)
「さみしい。33回見ました」
「描いた絵をきょう渡すって」
「ピエロや動物が大好きで9回も足を運びました。」



名残は尽きませんが、公演終了のわずか10分後にはテントの中で撤去作業が始まっていました。
次の公演地に向けて黙々と作業を進める団員たち。今年はまだ東北と関東の2か所で公演を控えています。9月10日に岡山を移動して、次の公演地である仙台にテントが立つのはわずか一週間後。

(記者)「慌ただしいですね」
(木下サーカス 木下英樹 取締役)
「いつもだいたいこのペースなので」
(記者)「慣れたものですか」
(木下サーカス 木下英樹 取締役)
「いつものスタイルです」