【再選を決めた玉城デニー知事がRBC NEWS LINKに生出演】
Q:まず再選おめでとうございます。一夜明けて今の心境は?

玉城デニー知事
選挙の疲れも少しありますが、気持ちも体も引き締まるなあという感じですね。

Q:オール沖縄の信念「辺野古移設反対」に根強い支持があるという声もありましたが、どう思われますか?

玉城デニー知事
先ほどVTRでも話していましたけど、「誰か一人がリーダーになってそこにみなが集まっているのが『オール沖縄』というワケではなくて、ひとりひとりが「これ以上米軍基地はいらない。早く閉鎖返還して欲しい」ということに集まってきている。とひとりひとりの意思の集合体なんですね。 ですから、当然その時に参加できる方できない方という動きはあるにしても、みなさんの意思そのものは変わっているわけではない、ブレているわけではないので、このように翁長さん、最初の私、2回目のきのう(の知事選)と、そしてこの間の県民投票、そういう意思表示は全くブレていない。
私は表現として「1ミリも」と表現していますけども、全くブレていないというのは全くその通りだと思います。

Q:RBCの出口調査では投票する人を選ぶときに「基地問題」と回答した人の8割が玉城さんに投票しています。辺野古移設問題以外に、那覇軍港の移設やPFAS(ピーファス、有機フッ素化合物)の問題などにどう取り組んでいきますか?
玉城デニー知事
PFASの問題や那覇軍港の問題はそれぞれまったく別個の基地問題ですので、個別の課題として明確に様々な県民の皆さんの声を聞かせて頂きながら、具体的どのように取り組むかについては、またそれも個別に考えていきたいと思います。

Q:那覇軍港の移設に関してはオール沖縄勢力の中でも足並みの課題もある。どう乗り越えていく?

玉城デニー知事
例えば議員の方や政党の間でも、オール沖縄の間でも当然大きな集まりですから、一つの物事だけで集中して集まっているわけではありません。ですから幅広い考え方の中で、どのような考え方が県民に浸透していくか、支持されていくかということは常に我々は議論していますし、これからも議論していきたいと思います。