イギリスのラミー外相は今年7月の労働党政権の発足後、初めて中国を訪問して王毅外相と会談し、両国関係を改善する姿勢を示しました。
ラミー外相は18日、北京で王毅外相と会談し、気候変動対策や貿易などの分野で協力関係を進めることを確認しました。
イギリス ラミー外相
「我々どちらも、緊張の高まりやさらなる不安定化を望んでいない。異なる歴史や見解を持つ我々のような国が、複雑な課題に対する現実的な解決策を見いだせることを示すべきだ」
イギリス政府によりますと、ラミー外相は中国企業によるロシアへの武器供与を止めるためにあらゆる措置を講じるよう求めたほか、新疆ウイグル自治区や香港での人権問題などについても議論したということです。
7月に就任したラミー外相が中国を訪問するのは初めてで、上海では経済人との会合にも出席します。
労働党のスターマー政権は、前の政権で深刻になった中国との対立を緩和し、安全保障面での懸念に対応しつつ、経済分野での連携を目指したい考えです。
一方、中国外務省の発表によりますと、王毅外相は「中英関係が安定した発展の新たな段階に入るよう望んでいる」と述べ、労働党政権の対中政策を評価する考えを示しました。
一方で「台湾や香港は中国の内政問題だ」と述べ、香港の人権問題などへの懸念を強めるイギリス政府の姿勢をけん制しました。
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