秋山シーズンでの事故や遭難に備え、富山県警山岳警備隊の救助訓練が12日、北アルプス一帯で始まりました。
訓練に先立ち上市警察署で行われた出発式には県警山岳警備隊ら29人が参加しました。
このなかで布一幸雄地域部長が、山岳地帯が多い富山県では、国内でもっとも高い救助技術が必要とされるとし「日本一の称号に相応しい隊になるため、ひとまわりもふたまわりも大きくなってほしい」と激励しました。
ことしの紅葉シーズンは行動制限の緩和で登山客の増加が予想されることから、紅葉スポットが多くある剱岳や黒部峡谷を中心に訓練します。
富山県警山岳警備隊 飛騨晶夫隊長:
「余裕のある行動計画と、もしものための防寒対策、通信手段を確保して、素晴らしい紅葉を見に登山を楽しんでいただきたいと思っています」
県警によりますと去年発生した山岳遭難はシーズン別では9月から11月の秋山シーズンがもっとも多く42件で、1人が亡くなっています。
県警山岳警備隊の救助訓練は、9月20日まで行われます。
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