【9月11日 当選を受けての挨拶。那覇市 教育福祉会館】
晴れて2期目の舵取りを任せて頂きました、沖縄県知事・玉城デニーです。本当にありがとうございます。
新時代沖縄の到来、復帰50年を迎える沖縄からその将来を見通すための政策、誰一人取り残さない沖縄の実現、貧困問題だけでなく社会のあらゆる分野改装において県民の暮らしと生業を支え守っていくこと、さらには平和誇りある豊かさ、米軍基地問題を解決に向けて取り組んでいる。そのような取り組みを1期4年間、県庁職員と一丸となって両副知事などそれぞれの部長幹部級の職員とも常に意見交換をしながら、この間沖縄県の発展と県民の笑顔のために頑張ってきたつもりのその評価を、仰がねばならないこの選挙戦。
本当に身に余る県民の皆様からの信頼とこれからも頼むぞというその希望を託して頂いた、結果として頂いたことについて改めて心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございます。
今回の選挙戦でも私はこの長引くコロナの大きな打撃を受けた経済の回復から成長に向けて必ずその政策を前進させていくこととそして、あらゆる県民の経済を循環させていくための沖縄21世紀ビジョンと合わせた振興発展の取り組みを進めていきたい。
子ども、若者、女性など、いま弱い立場に置かれている方々をはじめ、十分なセーフティーネットが構築されていない方に対して、次期県知事を任されたらあらゆる人生の段階において、そのセーフティーネットをしっかりと作っていきたいという、暮らしと医療を守り、子どもたちの笑顔をはぐくんでいくためのこの選挙戦で訴えさせて頂きました。
イデオロギーよりアイデンティティー、あらゆる豊かさ平和だからこそ沖縄というその平和を構築するための辺野古新基地建設断念、オスプレイの配備撤回、普天間の閉鎖返還という2013年の建白書の理念と復帰50年を迎えて新たに取りまとめました。
新しい建議書の中にも込められた沖縄の未来を描いていくための、基地問題の解決をはかっていくこと、そのことについては、私はこれまでもこれからも一ミリもぶれることなく、自分の思いを県民と共有して解決を求めていくと同時に自らもそのことを発信して行動していきたいということ、そういうことを選挙戦でも街頭や個別の集会で話してきました。
多くの県民の皆様からも信頼を頂けたものと思っております。
2年7か月にも及ぶ新型コロナウイルスの今日までの状況です。この間、真っ先に敬意と感謝を申しあげたいのは、医療の最前線で県民の命と1日も早い健康を回復し、通常の生活の戻って頂くために懸命に取り組んで頂いている医療業界・関係者の方々、そして介護・障がい者施設・保育施施設など、人と人が相対する中で、その方々の健康を支えながらご自身たちも懸命にコロナ感染症拡大防止に取り組んで頂いた医療従事者・福祉従事者の方々。
さらに沖縄県から度重なる休業要請・時間短縮要請などで大変ご苦労をおかけしましたが、ご協力して頂いた飲食業関係・宿泊などの皆さん、そして大型店舗の皆さん、中でもこの間何度も政府に対して全国知事会などと連携して、その支援策を求めてまいりました。
沖縄の基幹産業といえる観光関連産業の幅広い分野の皆様には6765億円という補正予算をかけて、コロナの感染対策、事業を継続あるいは雇用を継続するための取り組み、さらには県民のセーフティーネットについて、沖縄県と県議会が連携して取り組ませて頂いてまいりましたが、十分なその回復に向けた皆様へのご支援が足りないということについても反省を踏まえつつ、さらなる展開をはかっていこうということの意見を頂いているものと思います。
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