【青森地方気象台発表】
大雨と雷及び突風に関する青森県気象情報 第1号
(2024年10月18日16時33分)
青森県では、前線や暖かく湿った空気の影響で、大気の状態が非常に不安定となり、大雨となる所がある見込みです。津軽では、19日朝から昼過ぎにかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうに注意してください。
●気象概況
低気圧が黄海にあって東北東へ進んでいます。19日は、低気圧が日本海を北東に進み、夜には千島近海に達し、寒冷前線が東北地方を通過する見込みです。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、青森県では大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
このため、青森県では積乱雲が発達し、津軽を中心に雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。雨雲が予想以上に発達した場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
●雨の予想
19日に予想される1時間降水量は多い所で、
津軽 40ミリ
下北 20ミリ
三八上北 20ミリ
18日18時から19日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
津軽 80ミリ
下北 40ミリ
三八上北 40ミリ
●防災事項
津軽では、19日朝から昼過ぎにかけて、大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
また、青森県では、19日明け方から昼前にかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうによる農作物や農業施設等への被害に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。