宮古港で18日朝、今シーズン初となるサンマ53トンが水揚げされました。
記録が残る2003年以降で最も遅い初水揚げです。

18日は、釜石市の「第35欣栄丸」が北海道根室沖の漁場で獲れたサンマ53トンを水揚げしました。

北海道で秋サケの不漁によりサンマの需要が高いことと、海水温の上昇でサンマの群れの南下が遅れていることなどから、宮古港では記録が残る2003年以降で最も遅い初水揚げです。

濱幸水産 濱川幸三社長
「12月の初めくらいまで南下してくるサンマを追いかけながら岩手県、宮古中心に水揚げを行っていきたい」

18日水揚げされたサンマの多くが小ぶりで、1キロあたり320円から600円で取り引きされ、高値だった去年の初水揚げより40%ほど安くなりました。