熊本市の洋菓子店「シェ・タニ」が、売れ残った商品の賞味期限を改ざんして販売していたことが明らかになりました。

賞味期限を改ざんして販売していたのは、熊本市の洋菓子製造販売会社「シェ・タニ」です。

シェ・タニによりますと、去年(2023年)のバレンタインデー向けに販売したチョコレート菓子「アマンドショコラ」が大量に売れ残ったことから、賞味期限のシールを張り替えるなどして、約1年間にわたって7店舗で販売していました。

本来の賞味期限は、製造から3か月後の去年(2023年)2月28日でした。

店では本来、第三者機関の検査に基づいてすべての商品の賞味期限を設定していますが、「アマンドショコラ」は期間限定の商品のため、類似商品を参考にして、期限を延ばしたということです。

今年(2024年)9月に元従業員が熊本市保健所に公益通報したことで発覚し、保健所が9月18日から店を訪れるなどして調査を進めています。