15日公示された衆院選、大分県内の情勢や戦いの構図をお伝えします。大分3区です。
大分3区に立候補したのは届け出順に
小林華弥子さん(56)立憲・新
岩屋毅さん(67)自民・前
大塚光義さん(68)共産・新の3人です。
(小林華弥子候補)「思いを結集して、今こそ今こそ私たちがいきたい政治に、まっとうな政治に変えていく最大のチャンスなんです」
元由布市議会議員で立憲民主党新人の小林華弥子さんは初の国政挑戦です。子育て支援の充実やエッセンシャルワーカーの待遇の向上など、国民目線の政治を目指して政権交代を訴えています。
(小林華弥子候補)「保育料の無料化あるいは介護保険制度の改正など、生活から出てきた声を実現できる政治に変えていきたいと思っていますので、そのための政権交代を果たせるかどうかを訴えていきたい」
(岩屋毅候補の妻・知子さん)「いま主人は、岩屋毅は日本の中枢で難しい外交の問題に取り組んでいます」
10選を目指す自民党の岩屋毅さんは公務のため、出陣式に参加できない異例の選挙戦となります。妻の知子さんが中心となり、外務大臣として入閣した実績などをアピールし、別府市を中心に支持拡大を図ります。
(岩屋毅候補)「地元のみなさまには大変申し訳なく思っております。私も石破政権の一員として全力を尽くしていきたいので、地元のみなさまの力を貸していただきたい」
(大塚光義候補)「企業団体献金にしがみついている自民党には政治改革を期待することはできない」
共産党新人の大塚光義さん(68)は2014年以来、3度目の国政選挙への挑戦です。別府市で行われた出陣式には地元の猿渡久子県議や後援会メンバーが集まり、出発を見送りました。
(大塚光義候補)「政治と金の問題や裏金の問題について県民の怒りが強い。企業団体献金を禁止して、自民党の金券腐敗政治の根を断つ」