県内の大学生らが観光業の魅力や現状などについて考えを深めるプレゼンテーションが12日、那覇市で開かれ、課題の改善策などを提案しました。

若者の雇用促進に取り組む県内のホテル5社は、観光業の魅力を体験し、理解を深めてもらおうと、今年8月から合同のインターンシップを実施しています。

インターンシップの最後にはこれまでの体験で気付いたことなどを発表するプレゼンテーションが行われ、大学生らはグループごとにホテルでの業務体験を通して感じ取った課題などを示し、自らのアイデアによる改善策を提案しました。

この中ではホテルスタッフの半数以上が県外・国外の出身者であることから、沖縄について深く学ぶ研修の実施や、冬場のプライベートビーチをライトアップして季節に関係なく海を楽しめるアイデアなど、若者ならではのユニークな提案を相次いで発表していました。