東京オリンピック、スケートボード競技の金メダリストが石垣市の小学校で講演を行い、目標をもって努力することの大事さを伝えました。
石垣小学校を訪れたのは、東京オリンピックのスケートボードで初代金メダリストとなった四十住さくら選手です。
四十住選手は兄の影響でスケートボードを始め、中学校時代は朝6時に起きて練習してから学校に登校。さらに塾で勉強した後、地元・和歌山から大阪のスケートパークまで通い練習する日々を続けたそうで、「親の協力があったからこそ今の自分がいる」と両親への感謝を述べました。

四十住選手は「目標をもって毎日全力で練習し努力すれば必ず目標に届きます。頑張って下さい」と子どもたちにエールを送りました。講演の後にはスケートボードのデモンストレーションを行ったほか、東京オリンピックの金メダルを披露し、子どもたちは目の前で見る金メダルに触れて大はしゃぎでした。
▽女子児童は
「(金メダルは)ずっしりとしていて、すごかった」「握手した手は洗いたくないですね」
「僕も夢に向かって時間を大切にしたいと思いました」
最後には全員で記念撮影を行い、楽しいひとときを過ごしていました。(7日 八重山通信員 吉田永吉)