北朝鮮が、韓国が無人機を平壌上空に侵入させてビラをまいたと主張するなか、金正恩総書記が「敵の重大な主権侵犯挑発事件に関する分析」の報告を受けたと伝えられました。
北朝鮮メディアは、金正恩総書記が14日、軍の幹部らを集めて国防・安全分野の会議を開いたと伝えました。
北朝鮮は、韓国が今月、無人機を平壌上空に侵入させてビラをまいたと主張し、無人機が再び侵入すれば報復すると警告していて、会議では「敵の重大な主権侵犯挑発事件に関する分析と対応する軍事行動計画」などについて報告が行われたということです。
報告を受けた金総書記は「当面の軍事活動方向を示す」とともに、「国の主権と安全利益を守るための戦争抑止力の稼働と自衛権の行使において堅持すべき重要な課題を明らかにした」と報じられています。
また、金総書記は「党と政府の強硬な政治的・軍事的立場を表明した」ということです。
こうしたなか、平壌への無人機の侵入をめぐり、朝鮮中央通信は15日、金正恩総書記の妹・与正氏の「韓国軍が挑発行為の主犯であるという明白な証拠を確保した」とする談話を発表しました。
与正氏は「挑発者はひどい代償を払うことになるであろう」とも主張していますが、証拠の具体的な中身は明らかにされていません。
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