■羽生結弦が北京五輪で体現したことは・・・ 

羽生結弦さん:
「これは初めて言うのですが、ショートでも4回転半をやろうと思っていた時期があったんですよ、正直。それぐらい4回転半を成功させることが、一番自分にとって大切だったので。だから
(北京)五輪4位って正直、まあ振り返ってみると悔しい気持ちはあるが、しっかり挑戦して公認という形も取れて良かったと思っている」

「SPでも4回転半を考えていたい時期もあった」

五輪ではどうしてもメダルばかりが注目されますが、個人のチャレンジに意義をおくことを羽生さんが体現したともいえます。

羽生結弦さん:
「やっぱり、個人のアスリートとして出させてもらうには、自分の気持ち、言ってみれば(ソチ五輪・平昌五輪の)金メダル2つだって自分が取りたかったから取りにいけたわけで、だから選手の気持ちが一番だと思います」

「選手の気持ちが一番」

“素顔の羽生結弦”②に続く