天候にも恵まれた3連休最終日の14日、鳥取県の大山では、登山者の遭難事案が相次ぎ、合わせて4回、消防防災ヘリコプターが出動しました。救助された4人はいずれも意識があり、命に別条はないということです。

1回目のヘリコプター出動は、14日朝。消防と警察によりますと、朝から夫と2人で大山夏山登山道を登山していた女性が、午前9時頃に、4合目付近で前を歩いていた夫(80代)が足を滑らせ、それを受け止めようとした女性も一緒に転倒してしまったということです。

女性は、午前10時45分頃、鳥取県の消防防災ヘリコプターにより救助され、米子市内の病院へ搬送されました。その後、女性は肋骨と股関節を骨折していたことが判明しましたが、意識があり、命に別条はないということです。女性は登山歴約50年ですが、登山届は未提出だったということです。