鳥取県大山町の大山で14日、80代の女性が登山中に転倒し、股関節と肋骨を骨折する大けがを負いました。女性は防災ヘリで救助されましたが、命に別条はないということです。
警察と消防によりますと、14日午前9時20分頃、鳥取県大山町の大山夏山登山道4合目付近で、パトロール活動中の大山山岳医療部会員から「4合目付近で女性が転倒している」という内容の119番通報がありました。
女性は、朝から夫と2人で大山夏山登山道を登山中、午前9時頃に、4合目付近で前を歩いていた夫(80代)が足を滑らせ、それを受け止めようとした女性も一緒に転倒してしまったということです。
パトロール活動中の大山山岳医療部会員によって応急処置が施されましたが、自力で下山が不可能ということで会員が119番通報。救助を要請しました。