日本被団協のノーベル平和賞受賞決定から一夜明け、被爆地では、核兵器廃絶への新たな決意が聞かれました。
ノーベル賞委員会(ノルウェー・オスロ 日本時間 きのう)
「ことしのノーベル平和賞は『日本被団協』」
今年のノーベル平和賞に選ばれたのは、日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)でした。
日本被団協 箕牧智之 代表委員(広島市役所 広島・中区 きのう)
「本当にうそみたい。私たちが生きている間に、核兵器をなくして」
けさ広島市の平和公園では…
三重県からの
「感激、感動、よかった」
「みなさんの長年の苦労が報われた」
富山県から
「核兵器を使わない、戦争をしない、そう世界的に広まっていけばいい」
被爆者(当時1歳7か月)
「今、こういう時代だから被爆者が『まだがんばりんさい』と言われたような気がする。核兵器をなくすのは一番ですが、戦争を早く止めて、早く、子どもたちや苦しんでる人たちを、解放してあげたい」
朝から多くの観光客や修学旅行生らが訪れていた長崎市の平和公園では、ノーベル平和賞受賞の喜びと、被爆者の活動を称える声が聞かれました。
兵庫から
「これまで活動に取り組んでこられた方の苦労がやっと報われた」
佐賀から
「平和に近づく活動をどんどん推進してもらえれば」
福島から
「(戦争で)なくならなくていい命がたくさんあったと思うし、負の連鎖がこれからなくなるように」
日本被団協は今回のノーベル平和賞受賞を受けて、きょう夕方、会見を開く予定です。
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