日本代表として実力を発揮してほしい…
HIR0TEX代表 安田裕信さん
「アクセル踏むのこの辺にしな、今龍征はここで止めてアクセル踏むからこっちに行くねん、これをやめよう」
課題は、S字コーナーのアクセルワークです。
コーナーの出口でアクセルを踏むタイミングが早く外に膨らんでいます。
HIR0TEX代表 安田裕信さん
「これ直そう、OK?」
一方、賢征くんは、担当したカートを最終調整。ドライバーにアドバイスも…。
賢征くんが担当したカートが、この回のトップタイムを叩き出しました。

兄 賢征くん「トップタイムでした。ドライバーとも会話しながら、技術面だったり成長したかなって感じられます」
そして、弟、龍征くんのラストラン。
課題のS字コーナーは…前回より外へのふくらみが減っています。
その後も強気にコーナーを攻めます。

結果は、前回より0.2秒縮め、この日のベストタイム。順位も22位から8位にジャンプアップ。
しかし…
弟 龍征くん「あとコンマ3足りない、悔しい」
カートのF1と呼ばれる最高峰の「OKクラス」で技術を磨いた弟の龍征くん。
見据えるは10月23日に開幕するカート会のオリンピック「FIAモータースポーツ・ゲームス」です。
F1レーサーめざす中学生1年生(弟)龍征くん
「トップ争いして、優勝したいです」
F1メカニックめざす中学2年生(兄)賢征くん
「日本代表として行くレースなので、実力を発揮してほしい」

2人が目指す「兄弟でF1の舞台へ」。その夢に向かって一歩ずつ、着実に…。















