盛岡市にある看護の専門学校で11日、ナースキャップを授ける戴帽式が行われ、生徒たちが医療現場での実習に向けて決意を新たにしていました。

(ナイチンゲール誓詞)
「わが生涯を清く過ごし 我が任務を忠実に尽くさんことを」

戴帽式に臨んだのは、2024年で創立127年を迎えた岩手看護専門学校で学ぶ1年生27人です。11日は白衣姿の生徒一人一人に、ナースキャップが授けられました。
衛生面から医療現場で身に付ける機会の少なくなっているナースキャップですが、看護の道を目指す生徒にとっては格別なものです。

(1年・平子陽さん)
「これから臨床の現場に出た際に、患者さん一人一人に合わせた看護ができるように努力し続けたいと思います」

生徒たちは2025年度から本格的な病院実習に入ります。