バレーボールSVリーグに参戦するアランマーレ山形と山形大学医学部が協定を結びました。
今年からトップリーグに参戦するチームを医学部が全面的にバックアップしていくことになります。
きのう(10日)、山形大学医学部で行われたのは女子バレーボールチームアランマーレ山形と山形大学医学部の協定書の締結式です。

アランマーレ山形にはこれまでも山形大学医学部の整形外科医がチームドクターとして関わってきました。
しかし、チームが今年創部から10年の節目の年になること、そして、バレーボールのトップリーグに参戦することからこれまで以上に協力体制を築くため協定が結ばれました。

協定には医学部整形外科の医師がアランマーレのホーム戦にチームドクターとして帯同すること。
そして、ケガと病気の予防、選手の食事、女性特有の不安などについて内科・産婦人科など関係する全ての診療科がサポートしていくことがもりこまれています。
支援する医学部側は、血液検査や日々のサポートなどを通じて、スポーツ選手のデータを蓄積することができ、スポーツ医学の発展に繋がることが期待できます。

山形大学医学部附属病院 リハビリテーション科 高窪祐弥 准教授「頭の先から内臓の婦人科的な所をすぐに相談できる体制が医学部オール山形みたいな形で、他の科の先生にすぐに相談出来る体制で私たちとしてもすごく(良いこと)」

アランマーレ山形 木村友里 キャプテン「早い段階で相談させていただけることだとか、サポートさせていただけるというのが、本当にパフォーマンスの向上に集中して今シーズンは戦いに行けると思うのですごく有難いことだなと思う」

山形大学医学部がスポーツチームと協定を結ぶのはこれが初めてで、今回の協定を通して互いの活動の一層の活性化が期待されます。