迫る出雲駅伝本番 走れるのは部員41人中6人だけ

この熊本合宿の時、出雲駅伝までは残り20日あまり。憧れの舞台が近づく中、選手たちの間では緊張感が漂っていました。その理由は…。
(石鍋颯一選手)
「10人くらいは同じぐらいのタイムで走っている。その中から誰が走れるか」
(岩崎亮太選手)
「絶対出たい、いう気持ちはもちろんあります」

出雲の舞台に立てるのは、41人の長距離部員のうちのたった6人。タイムや練習に取り組む姿勢、すべてがメンバー選考に関わるため、日増しに緊張感が高まってきていました。

(木戸颯選手(2年))
「ギラギラぎらついている。そこに負けないように…」

チームメートと切磋琢磨、そして出雲の舞台で走り抜くために、楽しみな夕食も節制していました。
(食卓を囲む部員)
「やばいマジでお腹減りすぎている」
「お菓子や菓子パンを食べないようにしている。揚げ物も」
「揚げ物が食べられない身体になってしもうた」
「マジしんどい最近」

つかの間の団らん。ところが、ここでちょっとしたトラブルが…
(部員)
「石鍋さんたち、道を間違えたらしい」
ー石鍋くんはいまどこへ?
(部員)
「駅にメンバーを迎えに行っています」
大学の実習を終え、後から合流するメンバーを車で駅まで迎えに行ったものの、「帰り道を間違えた」という連絡が入りました。
(部員)
「だいぶ遅くなるっぽいです」
「23時10分くらいに着く予定…」
「おそ!」















