急成長の岡山大学陸上部 なぜ?
4時間かけて合宿地の熊本に到着した岡山大学陸上部。しかし休む間もなく練習です。創部75年を誇りますが、これまで全国区の駅伝には出場経験がありませんでした。しかし、近年急成長したのです。
去年11月に、出雲駅伝の予選会となる「中国四国学生駅伝」で準優勝。史上初の出場権を勝ち取りました。

岡大強化の中心にいたのは、4年生の石鍋颯一さんです。彼が岡山大学陸上部に吹き込んだものがありました。
(石鍋颯一選手)
「青トレですね」
「青トレ」とはいったい。。。?

元・青学陸上部の石鍋さん(歯学部4年)が取り入れた「青トレ」
石鍋さんは、2022年まで青山学院大学陸上部に4年間在籍していました。その後、歯科医の父親の後を継ぐために、岡山大学歯学部に編入しました。

編入した岡山大学でも陸上部に入部。練習を見て気付いたことがあったと言います。
(石鍋颯一選手)
「岡大の陸上部を見学したときにみんないい走りをしていて、でもタイムを聞いたら意外とタイムが出ていない。もうちょっと練習したらみんな強くなるんじゃないかな」
岡大は、もっと強くなる。選手として入部し、青学での経験をもとに練習メニューと意識を改革。わずか2年半で全国の舞台に導いたのです。















