2023年2月に今のビルでの営業を終える岡島百貨店が、従業員の4割にあたるおよそ90人を削減する方針であることがわかりました。

今後、行政や山梨労働局などと連携し、就職先の確保を目指すとしています。


岡島百貨店は来年2月に現在のビルでの営業を終えて甲府市のココリに移転し、売り場面積を7分の1程度に縮小して3月から営業を再開します。


この規模縮小と移転に伴って岡島は、正社員やパートなど全体でおよそ230人の従業員のうち4割にあたる およそ90人を削減する方針を決めました。

正社員の数は現在のおよそ60人の半数程度になる見通しです。

現在、岡島は労働組合と30歳以上の正社員を対象にした早期退職者の優遇制度などについて話し合いを進めているということです。

岡島は「すでに県内数社から従業員の受け入れの申し出も受けていて、今後行政や労働局と連携しながら全員の就職先の確保に万全を期したい」としています。

なお岡島は9日、移転先となるココリでのフロア構成をホームページ上で公表しました。