筑後川花火大会で花火玉が落下し、練習場が被災した久留米工業高等専門学校の弓道部が、全国大会で準優勝を果たしました。久留米市長に9日、結果を報告しました。
久留米高専弓道部は、今月1日と2日に兵庫県で開催された全国大会に出場し、3人1組で競う女子団体の部で準優勝しました。
大会の約1か月前、選手たちは大変な思いをしました。3年ぶりに開催された筑後川花火大会で、花火の玉が弓道場に落下し爆発、道具や練習場が使えなくなりました。
しかし、OBや久留米市などから多くの支援を受け、お盆過ぎから練習を再開。全国大会では準優勝という見事な成績を残しました。選手たちから報告を受けた久留米市の原口市長は、花火大会の事故についてお詫びを述べるとともに準優勝を祝福しました。
三宅芙奈さん「不安だったけど、いろんな人から支援をもらって、落ち込んでいるだけではダメだと思い、落ち着いて練習に励むことができました」
吉田瑞姫さん「支援をもらったからには、いい結果を残さないと、頑張って練習に打ち込んで準優勝できてよかった」
今回の事故を受けて、弓道部にはOBなどを中心に、道具のほか約300万円の寄付があったということです。
注目の記事
国立大学准教授の「二つの顔」違法風俗店の経営に関与 不倫相手の女性を “しもべ” 扱い「奴隷契約」か 富山

新幹線や特急列車で荷物を置くため「1人で2座席分購入」はアリ?ナシ? JRの見解は… 年末年始の帰省ラッシュ・Uターンラッシュ 電車内での“荷物マナー”

急増するパキスタン人に相次ぐ攻撃…ロケット花火やバット「嘘だと思われる」ユーチューバーへの取材で見えた目的と誤情報 地域社会での共生に深い影

1匹見かけたら、3年後には2万匹に…爆発的繁殖力「ニュウハクシミ」の生態 文化財をむしばむ小さな脅威

「ただただ怖くて…家にいられない…」地震で“恐怖の場”となってしまった自宅 壁は大きく裂け鉄骨は曲がり… 今も続く不安を抱えながらの生活【最大震度6強 青森県東方沖地震 被災地のリアル①・前編】

「ごめんね」自らの手でロープをかけ…アルコール性認知症の息子(当時55)に絶望し 殺人の罪に問われた母親(80)が法廷で語ったこととは









