今年もこの季節がやってきました。高校生たちが熱く、秋の長井路を駆け抜けます。2024年のレースの前に、去年の感動を思い出してください!!
去年の山形県長井市で10月21日に行われた山形県県高校駅伝。
仲間たちの思いと京都・都大路への思いをタスキにのせてつないだ選手たちの熱いレースを振り返ります。
女子11チームが疾走!5区間21.0975キロ

女子は11チームが出場。
21.0975キロのコースを5人でタスキをつなぎます。

エースが揃った花の1区では、山形城北3年 小松めい、酒田南3年 伊藤芽衣、東海大山形2年の矢ノ目千桜が激しい先頭争いを繰り広げます。

抜け出したのは山形城北の小松!
後半の4.5キロ過ぎにロングスパートを仕掛けます。
実況・解説
「山形城北 小松めいが ギアを上げました」
「残り1キロを切りましたので、小松さんスパートしてきました。非常に今いい走りだと思います」

第一中継所・実況
「まずはトップで山形城北・小松めいから荒木結心へタスキを渡しました」

キャプテンの力走が、仲間を奮い立たせました。
2区の1年生・荒木結心は区間賞の走りで独走態勢を作ります。
山形城北を追う、2位、3位、4位争いは熾烈です。

実況
「今、東海大山形の増子 碧が、酒田南の髙橋佑奈をとらえて前に出ました。
ナンバーカード12 酒田南高校 髙橋佑奈1年生です。並走しているような走りになっています」

4位の実況
「鶴岡南、加藤 捺。今年で鶴岡南としては最後の出場。
笑顔で終われるようにレースを楽しみたいと話しています」

山形城北は、3区志釜蘭星。

4区大泉藍來。
1年生が先頭を譲らず力走を見せます。

実況
「待ち受けるのは廣田菜々美1年生。同級生同士のタスキリレー。
今タスキがつながりました。 初の高校駅伝。背中をポンと押し出します」
1年生アンカーの廣田菜々美がトップで競技場へ。

実況
「山形城北 2連覇!きょうからまた新しい女王伝説が始まるんでしょうか?
山形城北が都大路への切符を手にしました!」
山形城北が、1時間14分56秒で2年連続31回目の優勝を決めました。

東北文教大学山形城北・吉田 進監督
「1年生が心配だったが、最後までよく走ってくれた」

東北文教大学山形城北・小松めいキャプテン(3年)
Q仲間たちにどんな言葉を?
「本当にありがとうと。これからも、次の京都に向けて高め合っていこうという言葉をかけたい」

2位は東海大山形、3位酒田南、4位鶴岡南、5位は山形学院。
上位5校が、来月の東北大会への出場権を手にしました。