能登半島地震の影響を受けた富山県氷見市では、衆院選と知事選に加え市長選も同日に実施されます。こうした中、能登半島地震で被災した地域では、復旧工事などの影響で、投票所の変更を余儀なくされています。
氷見市選挙管理委員会によりますと、宮田小学校の体育館は地震で学校正面のコンクリートに亀裂が入り、校舎につながる坂道が崩れるなどの被害がありました。

体育館は使用できますが、学校そばの「のり面」工事がおこなわれていて、車の乗り入れが難しい状況になっています。
このため選管は、投票所をおよそ1キロ離れた島尾自治公民館に変更したということです。
また、加納地域まちづくりセンターでは、地震で体育館が沈下するなどの被害があり、施設内の会議室に変更します。

そのほかの25か所の投票所については、変更はないということです。
富山県知事選挙は、今のところ現職の新田八朗氏と新人の百塚怜氏の一騎打ちの構図となっていて、10日告示・27日投開票です。















