■陸上 ダイヤモンドリーグ・ファイナル チューリッヒ大会(日本時間9日・スイス)
世界の強豪が集うダイヤモンドリーグの成績上位者のみが出場できるファイナルで、女子やり投の北口榛花(24・JAL)が63m56をマークし日本人初となる表彰台の快挙を成し遂げた。
選手紹介ではトレードマークの笑顔を見せ、客席に向かって大きく手を振った。6人中4番目で1投目を迎えた北口は、助走に乗れず57m03で最下位スタート、2投目で60m51と3位に浮上したが、普段よりも表情は硬かった。手拍子を求め、3投目は63m35をマーク。ポンと両手を叩き、ようやく表情が緩んだ。
大会直前に自身のSNSで「楽しめますように。そして好調が続いてますように」とつぶやいていた北口。投てきの順番が下位からに変わった4投目は59m14、5投目も56m77と中々距離を伸ばせなかった。7月の世界陸上でも最終6投目で逆転し銅メダルを獲得するなど“6投目に強い”北口は、最終投てきで距離を伸ばし63m56をマーク。銅メダルで日本勢初の表彰台となった。試合後、北口は「また3位か~という気持ちと、もうちょっと投げれるんじゃないっていう、記録に関してはもどかしさがあった」と振り返った。
優勝は6投全てで60m台をマークした世界陸上銀メダルのK.ウィンガー(アメリカ)で、記録は5投目でマークした64m98。
今季、北口は6月のパリ大会で日本人初優勝を果たすと、8月のシレジア大会では今季ベストとなる65m10をマークし、2大会連続で優勝。直後の世界ランキングでも日本人初の1位となった。モナコ大会、ブリュッセル大会では2位に入り、4戦連続で表彰台にあがっていた。
中長距離で日本人初、男子3000m障害に日本記録保持者の三浦龍司(20・順大)が出場。今季ベストとなる8分12秒65をマークし4位に入った。先月27日のローザンヌ大会でも今季ベスト(当時)の8分13秒06で4位に入り、世界の強豪と肩を並べた。
ファイナルに日本人が出場したのは2019年に走高跳の戸邉直人(30・5位)、棒高跳の山本聖途(30・11位)以来。
(写真はダイヤモンドリーグファイナルの北口選手)
注目の記事
【住宅メーカーが工事放置】「費用持ち逃げされ連絡もなし…」社長の行方わからず全員退職 元従業員が語る内情「工事完成の保証なくても契約取るよう指示」専門家「犯罪としての立証難しい」

枕崎沖漁船転覆事故から1か月 亡くなった男性乗組員(22)の父「二度と犠牲者を出さないように」 海保は捜査進める 鹿児島

【解説】「全員避難は何色?」5月28日から注意報・警報が変わる!大雨や洪水時に“逃げ遅れ”を防ぐ…色分けとレベルの仕組み

“トンでもない” 可愛さ!「ブタカフェ」が北陸に誕生 ブタ大好きアナウンサーが体験リポ ぺット人気が高まるマイクロブタの魅力とは?

「黄砂は飛んでないのに…」なぜ? 車に付着する“謎の黄色い粉”の正体を突き止めた!

「悲しい思い出を、楽しい思い出で手元に」富士山と五重塔で話題の観光地 カプセルトイが人気 コロナ禍のパーティションを再利用 山梨・新倉山浅間公園









