地域を歩く子どもたちの安全を守ろうと、自動車保険会社が寒河江市の保育施設に
交通安全マップを贈りました。

このマップに生かされた保険会社のノウハウとは。

寒河江市立なか保育所を訪れたのはあいおいニッセイ同和損害保険の4人です。

園児に手渡されたのは交通安全マップ。

あいおいニッセイ同和損保は去年から全国の保育施設に施設周辺の注意する場所を記した安全マップを贈っています。

実はこのマップは自動車保険で集まる走行データを基に作られ、青が交通量を、赤が急ブレーキ率を表しています。

色が濃いほど交通量が多く急ブレーキの割合も高くなっていることが一目でわかります。

このマップには近年増加しているという散歩中の事故から未来を担う子供たちを守りたいという願いが込められています。

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 山形支店 浅井宏昌 支店長「子どもたちのお散歩中の事故は残念ながら全国でも多く起きている。保育所周りの交通状況とかデータを参考にしてより安全な計画を立てるというのを目指している」

また、きょうは、寒河江警察署による交通安全教室も開かれ道路の渡り方や自転車に乗る際のヘルメット着用が呼びかけられました。

園児「車に気をつけたい。右左見ること」

園児「ちゃんと手を上げて渡るヘルメット!」

園の先生「園は市の中心部にあるので園の周りも大変交通量が多いです。頂いたマップも視覚化なっているので、交通安全に気をつけながら散歩できるように活用したい」

交通安全マップは、今後、市内の保育施設20か所に配られるということです。