2023年3月にココリに移転し、新装オープンする岡島百貨店について、ジュンク堂書店など山梨県内では岡島にしかなかった複数の店が新しい店舗計画に入っていないことがわかりました。

岡島百貨店は2023年2月に現在の店舗での営業を終え、売り場面積を およそ7分の1に縮小して、甲府市の「ココリ」で2023年3月から営業を始める事を発表しています。


関係者によりますと現在、岡島百貨店で営業している山梨県内最大規模の書店「ジュンク堂書店」は移転先のココリの店舗計画に入っていないということです。


ただ、山梨県内の別の場所へ出店する可能性も残されているということです。


取材に対してジュンク堂書店では「岡島からの連絡がないのでコメントできない」としています。


関係者によりますと、このほか県内では岡島百貨店にしか出店していない「大塚家具」やアウトドアショップの「好日山荘」も移転後の出店計画はないという事です。


また、ベーカリーの「ポンパドウル」は取材に対し、「ココリを前提に、前向きに移転を検討している」としています。


一方、スーパーの「アマノパークス」は移転を機に岡島百貨店から撤退する予定で、岡島がフランチャイズ経営する「ケーズデンキ」は塩山店に集約する方向です。


岡島は取材に対して「あすにもフロア構成を公表できるよう調整している」とコメントしています。


なお、岡島はすでにココリ移転後の店舗には化粧品ブランドの「RMK」やスーパーの「明治屋ストアー」などが、山梨県内に初出店する事を発表しています。