4日午後、高知県南国市の県警察学校で、警察官が拳銃の点検中、誤って弾を1発発射させたということです。けが人はいません。

高知県警によりますと、4日午後3時5分ごろ、警備第二課の30代男性警部補が、南国市の県警察学校内の射撃場での訓練後に、誤って拳銃の弾を1発発射させました。
拳銃を誤射したのは、射撃場内で休憩などに使われる事務室の中で、男性警部補は当時、訓練後に拳銃を点検していたということです。
弾は、部屋の1枚目の壁を貫通し、2枚目の壁に当たって止まりました。当時、射撃場には4人がいましたが、けが人はいません。
県警によりますと、拳銃は普段、高知市の県警本部内で管理されていて、訓練のたびに射撃場まで持ち出しているということです。
男性警部補は、銃を点検する際、拳銃の中の「弾倉(弾を込めておく部分)」を入れたまま動作確認をしていたということですが、「弾は装填されていないと思った」という趣旨の話をしているということです。
県警は「安全管理を徹底し再発防止に努める」としています。














