カニに伊達巻き、カズノコ。市場では早くも、年末の足音です。

鈴木夕里菜アナウンサー「年末年始に欠かせない商品が、なんと1100種類もずらっと並んでいます」

福島市の公設地方卸売市場で行われた、恒例の「秋冬商品展示会」。これは、水産物の卸売り業者が、年末年始の売れ筋商品を小売業者などに紹介するもので、毎年、この時期に開かれています。物価が高騰する中で迎えることになりそうな年末年始。懐への影響が気になるところですが…。

鈴木アナ「天然紅鮭です。いただきます。味が濃くてとてもおいしいです。こちらの紅鮭ですが、去年に比べて大幅に値上げしているということなんです」

サケを始め、イクラなどの魚卵を中心に、去年に比べ1.5倍から2倍ほど、価格が上がっているといいます。漁獲量が減っていることや、原油価格の高騰によるもので、カニやおせちの食材など、年末年始の食卓を飾る多くの食材で、価格が上昇しています。

小売業者「価格は全体的な話で、今一気に上がってきていますね。できるだけお客さまの期待にも応えながら、でも、やはり値上げも少しはやむを得ないかなと思う」