自民党に入党した覚えがないのに “総裁選の投票用紙” が届いていたという“幽霊党員”の男性が取材に応じました。男性の自宅には自分だけでなく、架空の家族名義でも用紙が届いていました。
インタビュー取材に応じた男性は、10年前に紹介者を通じて許可なく自民党員にされたとみられ、不可解な投票用紙が届くことに対して「気持ちが悪い…」と嫌悪感を示しました。
“自民党員”にされている男性
「何でこんなたくさん(投票用紙が)あるのかなっていうのをまず、思って、それで名前を確認していったら、自分のじゃないな、これ誰?っていうようなのがたくさんあって…」
民党員でないにもかかわらず、総裁選の投票用紙が届いたという男性…。投票用紙は先月中旬、自民党富山県連を差出人として富山市内の自宅の郵便受けに届き、男性以外に架空の家族名義でも5人分があったと言います。

こうした不可解な投票用紙は、富山市内の住宅や会社に少なくとも77枚送られていて、その大半が、名字だけが同じで下の名前に見覚えがない、架空の家族名義であることがチューリップテレビの取材で分かっています。