教育現場での効果的なICT導入を推進しようと、私立学校の教員を対象にした研修会が宮崎市で開かれました。

私立中学や私立高校の教員の資質向上を目的に毎年開かれている県私学教育研修会。今年のテーマは「ICT」です。

3日は、日本ファクトチェックセンターの編集長を務める古田大輔さんが講演し、インターネット上に嘘や誤った情報があふれる中、正確な情報を読み取ることの重要性を訴えました。

(日本ファクトチェックセンター 古田大輔編集長)
「情報の流通量は、皆さんが学生だった時代とはまったく違う状況になっている。今の皆さんの生徒が見ているコンテンツの99.数パーセントは、素人が作ったものを見ている。だから、生徒にメディアリテラシーを教えることは非常に重要になってきている」

このほか、3日はICTの専門家による講演も行われ、参加したおよそ150人の教員たちは、教育現場でのICT活用について理解を深めていました。