9月の岩手県内の企業倒産は5件で、負債総額は17億7200万円と2023年の同じ月の10倍を超えました。

東京商工リサーチ盛岡支店によりますと、9月の県内の負債総額1000万円以上の企業倒産は5件で、このうち新型コロナの影響によるものが3件ありました。
この中には、8月30日付けで破産申し立てを行った盛岡市の旅館業「大観」も含まれています。

負債額は大観の13億800万円が引っ張る形になり、総額17億7200万円と2023年の同じ月の10倍を超えました。

今後の見通しについて東京商工リサーチ盛岡支店は「人手不足に加え資材費や燃料費の増加金融機関の貸出金利の上昇も見込まれ息切れ倒産が増える可能性がある」としています。